2013/11/07

演劇鑑賞小旅行と猫の大冒険 旅行編





一ヶ月以上前から楽しみにしていた舞台を観るために仙台へ。
その前にちょっと足を伸ばして温泉に一泊。
仕事にも諸々の家のことにも、日々がんばって働いてくれている
タケシくんの骨休めになればいいなぁというのと、
今後子ども連れでは当分の間、観劇や温泉旅館は難しいだろうということで。
あとは私のつわりお疲れさま、かな。それが一番だったりして。

体調も落ち着いていて、安定期に入る直前だとはいえ、
できるだけ体への負担を少なくしようということで、
時間に余裕を持たせた欲張らないスケジュール。
午前中は家でゆっくりして、お昼ごはんを食べてからの出発。
お昼は前日の夜に仕込んでおいたチキンカレー。
残りは次の日帰ってきてからの晩ごはんになるのだ。

新幹線で最寄りの駅まで一時間半ほど、そこからは送迎車に乗せてもらい宿へ向かう。
旅館ってホテルよりもおもてなしが重視されるので、
当たり外れ(合う合わない)が大きいような気がするのだけど、
ここでゆったりと気持ちのよい時間を過ごしてもらおうという、
スタッフの方々の細やかな配慮の感じられる心地よい旅館でした。
妊娠中ということを伝えて、家族風呂を予約しておいたのだけど、
方々で妊婦に対する気遣いをいただいて、とても安心して過ごせました。
程よい距離感で、気取らず、でも変に気楽すぎもしない、
いろんなことが過不足なくちょうどいいという感じ。
お料理も丁寧に作られていておいしかった。
量が少々多めで、でも残したくないとつい欲張るので、苦しくなったけれど。
ゆっくり時間をかけてお酒でも飲みながら、という方にはちょうどいいのかな。
私たちは普段からお酒が弱いのでついつい食べることに集中してしまうのだ。
大正時代の建造物だという趣のある本館も残してあって、
ここは雪の時期に来てもすてきなのだろうなぁ。

翌朝もゆっくり過ごし、たっぷり朝ごはんをいただいて、お昼頃に仙台へ。
ちょうど数日前に楽天が優勝したということで、街ごと浮かれている。
そして今回のメインイベント、夫婦そろって大好きな
(特にタケシくんが熱を上げている)
小林賢太郎演劇作品『振り子とチーズケーキ』を鑑賞。
男二人の静かで地味な作品…とのことだったが、
妊婦の私には静かで地味がちょうどよかった。
K.K.P.公演へはタケシくんは二度目、
私はその時にも(結婚前だ)誘ってもらっていたのだけれど、
どうしても鳥取の実家に帰らなければならない用事と重なって行けず、今回が初めて。
とてもおもしろかったのだが、まだ他の場所での公演が終わっていないので
内容については書かないことにする。
舞台だから観客の笑い声などで聞き逃したりする部分もあって、
DVDでまたじっくりと観られるのが楽しみなのである。
それよりなにより!うれしかったのが、
なんと小林賢太郎さんが、手を振ってくれたこと、なのである。
私もミーハーなのだなぁと思った瞬間でした。

カーテンコールの後、鳴り止まない拍手に応えて、
出演者の二人が何度も何度も出てきてくれ、
何度目かで客席からぱらぱらとスタンディングオベーションが。
私も思わず立ち上がって、立ち上がった勢いでつい、手を振ってしまったのだ。
するとなんとなんと、賢太郎さんに手を振り返していただけたというわけですよ。
私以外に手を振っている人がたぶんまだいなかったのだ。
それに、二階席の最前列の端のほうだったのできっとよく見えたのだ。
それにしても、うれしい。
いやー、いい思い出になりました。本当に。
ほくほくしながら帰路へ。ほくほくという表現が実にぴったり。
帰り際に那須塩原駅の前で、お店もケーキもいかにも昔ながらという風情の
ケーキ屋さんを見つけ、浮かれ気分でケーキなんて買って帰ってみたりして。
(残念ながらチーズケーキはなかった)

その頃家では大事件が発生していたとはまだ知る由もない私たちであった…。
猫編へ続く。