2014/12/27

芸術家の心

ここのところ、うれしいことに本を読む習慣が戻ってきている。
育児が始まってからというもの、なんとなく余裕がない気がして、
まとまった文章を読む気になれないでいた。
小さい人がいると自分に使う時間が極端に少なくなるので、日々の息抜きにと
お風呂にファッション誌を持ち込んでぱらぱらめくってはいたのだけど、
雑誌の中で文章を探して読んでいることにふと気がついて、
それなら本を読めばいいじゃないかと。
それからは毎日お風呂の時間が読書の時間。至福の時であります。
引っ越しの荷物をまとめている時に、あまたの本の中から
今読みたい本はどれだろうと考えてほんの数冊取り分けていた中から、
まずは読みはじめている。

今日読み終わった物語がすごくよくて、この本を紹介したい友人の顔が
ぽんぽんぽんっと何人か浮かんできた。
一年半ほど前だったら、仕事終わりにTANZENに行ってワインを一杯飲みながら
おかちゃんに、ねぇ、この本知ってる?って聞いてたなぁ。
今はあの場所に白線文庫もなければ、TANZENもないのだ。不思議。
黒磯の町はどんどん変化していて、なくなったお店もあれば、新しくできたお店もある。
TANZENはもうないけど、代わりにKANELがどんどん楽しくなっていってるのは
遠くにいても伝わってくるし、白線はなくなっても、黒磯にまた新しい古本屋のできる
準備が着々と進んでいるみたい。
次に黒磯を訪れるのが本当に楽しみ。

すごくよかった物語というのが、イサク・ディーネセンの『バベットの晩餐会』
本を読むことが好きで、美しい文章に胸を震わせるのが好きで、
腕をふるった美味しい料理で人をもてなすのが大好きな、あの人やこの人に教えたい本。
このブログを読みながら私のことかも、と思ったあなた、
機会があったらぜひ読んでみてください。えみさんとか。おかゆちゃんとか。
本を読むのってやっぱりいいね。